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天安門車突入事件 ラビア議長「独立調査を」

2013年10月31日

【新唐人2013年10月31日付ニュース】北京当局は30日、天安門車突入事件を「テロ攻撃」と断定し、すでに解決したと発表しました。これを受け、世界ウイグル会議のラビア・ガーディル議長は30日、米国で声明を発表し、国際社会の独立調査を呼びかけています。ネットユーザーらも所謂「テロ攻撃」、「10時間で解決」に対し疑問を投げかけます。

 

ラビア議長は「これは悲劇的な事件であるが、独立した国際調査がなければ、北京当局の言い方は事実として認め難い」と示しました。

 

また「もしウイグル人の犯行ならば、それは絶望の末の行動である。なぜなら中共の統治下でウイグル人は不公平な問題を解決するルートがないからだ」と述べました。

 

中国警察当局は30日、天安門車突入事件はウイグル人男性1人とその母親、および妻による犯行であると発表。他にも事件に関わったウイグル人5人を逮捕したとのことです。

 

一方、「テロ攻撃」の断定に対し、ネットユーザーらは疑問を投げかけます。「母親と妻を連れて自殺する者がいるか?きっと裏がある」

 

このほか、事件からわずか10時間で迅速に犯人を逮捕したとの警察の発表も、ネットユーザーらの非難の的となっている。「自画自賛だ。汚職官僚はなぜこんなに迅速に逮捕できないのか?」これらの書き込みはすぐ削除されました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/10/31/atext994726.html   (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/)

 

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